どーも!
ブロガーのはゆまです。
昨夜ニュースサイトを見ていると、
興味深いアプリを見つけました。
日本の食品ロス問題に一石を投じるかもしれないアプリ。
今回は日本の食品ロス問題と
その問題を削減するかもしれないアプリについて話したい。
さくさくっと目次
日本の深刻な食品ロス問題
出典:http://swissjoho.com/facilities/archives/17804
まだ食べることのできる食品を捨てることを
食品ロスといいます。
日本の食品廃棄物は年間2797万トンで、
そのうち食べられる食品の廃棄、いわゆる食品ロスは消費者庁の発表によると、
年間約約500万~800万トンとされている。
世界全体の食糧援助量が年間約320万トンで、
約2倍にあたる。
半数が一般家庭から発生
食品ロスの約半数は一般家庭から発生しています。
家庭からの食品ロスの要因は、
・食べ残し
・調理した食品の不適切な保管による腐敗
・調理の失敗(焦げたなど)
・食品の買いすぎ
などが挙げられる。
日本の食品ロスは世界全体の食糧援助量の2倍なんて❗️その半分は一般家庭からだなんて?
災害を想定して小学校の体育館に父親と一緒にダンボールハウスを作って泊まります。防災と食品ロスを子供達が体感しながら学べる良い機会を作っていただき本当にありがたいです?@DeanFujioka pic.twitter.com/csi1k5QkFr— yukaringo??ユカリンゴ (@m8m8yukaringo) 2017年9月20日
流通段階から見る食品ロス
食品ロスは国際的な問題。食品流通業界の「3分の1ルール」を見直す必要があるのではないでしょうか?#nhk_navi
— りゅー (@Ryu_comit) 2017年8月25日
僕は物流業界に身を置いていますが、
賞味期限に関わる食品ロスを目の当たりにしています。
3分の1ルール
日本の食品業界の悪しき習慣ともなっている3分の1ルール。
「納入期限は、製造日から3分の1の時点まで」、
「販売期限は、賞味期限の3分の2の時点まで」を限度とするもの
引用:コトバンク
賞味期限が1年だとすると、
卸・問屋で賞味期限8か月を切ったものはメーカーに返品、
小売で賞味期限が4か月を切ったものは卸に返品される。
返品された食品は廃棄される
卸に返品された食品は、製造日から3分の2を過ぎていても
激安スーパーなどに条件付き納品(格安で)できることもあるが、
廃棄されるケースがかなり多い。
僕も返品されてくる商品を見てうんざりすることも。
納品できそうもない商品は
なくなく費用をかけて廃棄するケースも。
日本は食品廃棄に対する考えが浅すぎるよなぁなんて事を考えていました。
3分の1ルールが諸悪の根元だよね。— お菓子研究家 のあ (@noix0305) 2017年4月18日
Reduce GO(リデュースゴー)とは
「周辺の余剰食品をお手頃定額でテイクアウト」ーーそんなサービスを現在開発中です。ぜひ事前登録の上、楽しみにお待ちくださいませ◎ #ReduceGO pic.twitter.com/SOLbpBDJeX
— Reduce GO【公式】 (@ReduceGO) 2017年8月11日
近くのレストランやカフェ・ベーカリーなどのお店で、
残ってしまいそうなお料理をお手頃な価格で楽しみましょう。
使い方はとても簡単。アプリでお料理を探してご注文、あとは取りに行くだけです。
※商品によっては店内でのご飲食中でもお受け取りができます。
引用:https://reducego.jp/
SHIFFT株式会社の運営するスマートフォンアプリで、
飲食店で作り過ぎたり余ってしまった余剰食品を
食べることができるアプリ。
定額月額1980円。
Reduce GO(リデュースゴー)の使い方
アプリで現在地周辺で余剰食品を提供している店舗一覧を表示し、
その一覧から食べたい料理・食品を注文する。
月額1980円で1日に2回まで注文することが出来る。
テイクアウトもしくは店内で飲食。
出品側(店舗)のメリット
月額費用や出品に関するコストは0円。
サービス加盟店はサービス料金の一部を受け取れる。
余った食品を廃棄する場合、
通常であれば廃棄費用がかかってしまうが、
その費用を削減でき、且つ、収益を上げることが出来る。
食品ロスを減らすと共に収益まで上げることができる
一石二鳥なアプリである。
ユーザー側のメリット
月額1980円のサービス料がかかるものの、
1度払ってしまえば、1日2回食事が出来てしまうため、
元はすぐ取れると考えられるし、かなり安いと感じる。
サービス開始は?
現在はまだリリースされておらず、事前ユーザー登録を受付中。
年内中にサービスを開始する予定で、
まずは東京23区内でサービスが展開されるが、
対応エリアは順次拡大する予定。
まとめ
賞味期限に世界一厳しいと言われる日本で
リデュースゴーがどこまで浸透するかまったくの未知数。
店側の管理コストが上がるが(個人を相手にする)
メリットがどの程度あるのかがまだ不透明。
衛生面は心配ないのか?
もらいに行く時の世間体の心配。
懸念材料が多いが、
深刻な食品ロスを少しでも削減できるアプリなので
今後も注目したいし、僕も1度利用してみたい。
追記
2017.9.25追記
事前登録者数が飲食店登録数を大きく超えたため、
事前登録を一次中止となりました。
【 Reduce GO通信 】
「Reduce GO」事前登録一時中止のお知らせ(一般ユーザー対象)https://t.co/Bya8E85ZZR— Reduce GO【公式】 (@ReduceGO) 2017年9月25日
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