はゆま(@mshayuma)です。
プロ野球が熱い季節。
広島東洋カープが今年も強く、すでにマジックが点灯。
一方、我が地元、北海道日本ハムファイターズは全然ダメ、弱すぎる。
今ではすっかりコンサドーレ札幌派の僕ですが、小学生時代は少年野球チームに所属していました。
区の選抜選手に選ばれたこともあり、特に下手な選手ではなかったと思いますが、とあるバットを手に入れたことで、調子にのって痛い思いをした話をしていいよなぁ!?
さくさくっと目次
夢に追い風!?バットの懸賞に挑戦
小学校から帰ってきては、雨の日も風の日も壁に向かってボールを投げた。
ただそれだけをひたすら毎日続けることができるくらい大好きだった野球。
当時、父が小学〇年生という月刊雑誌を毎月買ってきてくれていた。
その本の最終ページに「今月のプレゼントコーナー」>があり、1つのアイテムに目が止まりました。
西武ライオンズ 石毛 宏典(いしげひろみち)モデル
木製バット 1名様
当時、黄金時代の西武ライオンズ。
そのライオンズ、不動のサードでキャプテンの石毛、背番号7。

出典:http://blog-imgs-29.fc2.com/8/9/d/89dendou/7ishige05.jpg
石毛が使っているバットを、子供用にショートスケールにした木製バット。
どうしても欲しくて、普段は応募しない懸賞にチャレンジしてみた。
俺がこのバットを得れば、ホームランを量産して、西武にドラフト1位指名されるだろう!
しかし、全国発売している雑誌で、且つ、当選者1名の狭き門。
それまで懸賞で当たった物と言えば、もれなくもらえるドッジ弾平ハチマキ。

出典:http://blog.goo.ne.jp/higejin/e/3d0a9d27cadc8b8a70f3e771ed6b31b4
スーパーのクジで当たった牛乳1L×3本。
そんな地味な物しか当たったことがありませんでした。
半ば諦めながらも少しの淡い期待を抱きながら、汚い字で書いたハガキをポストに投函した。
忘れた頃に石毛さんがやってきて、プロ野球選手の仲間入り?
応募してから数か月が経ち、応募したことすら忘れていました。
ある日、学校から帰宅すると、何か大きめの段ボールが僕宛てに届いていた。
なんだろう?
段ボールを開けてみると、
なんと石毛モデルバットが入っている。
まさかまさか、全国で1名にしか当たらないバットが、この北海道は札幌市の僕のところにやってきた。

出典:https://ameblo.jp/eigyoulove/entry-12273179644.html
激しい競争をくぐり抜け、海を渡って俺の元に届いたこのバット。
なにかしらの理由があって、俺の手に渡ったといって過言ではない。
将来はプロ野球選手待ったなし。

出典:https://ameblo.jp/eigyoulove/entry-12273179644.html
俺は、バットという名の「ドラフトへの切符」を手にしたも同然だった。
バットを手にしてから災難続きで俺は石毛にはなれなかった
しかし、現実とは残酷なものでバットを手にしてからというもの、バッティングセンターに行く度に、災難が僕を立て続けに襲った。
亀裂ボールでナックルボール
石毛モデルバットを持って、バッティングセンターに足を運んだ。
このバットならホームランは当たり前。
そんな暗示にかかっていた僕だったが、とんでもない魔球に遭遇する。
ボールがこちらに向かって放たれた瞬間、ボールがゆらゆら揺れ始めた。

出典:http://neurotracker.jp/blog/2016/02/03/20160203/
魔球ナックル!?えげつない変化に翻弄され体が硬直。
「だめだ、打てない!見送ろう!」と感じたその瞬間、

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1469536024
まさかのバッティングセンターでデッドボール。
想定外すぎて呆然としました。
原因は、ボールの2/3に亀裂が入っている不良品でボールが真っすぐ飛ばなかった。
とりあえず怪我はなかった。
秋山幸二ばりの自打球
後日、またまたバッティングセンターへ。
今度こそ石毛の魂が宿ったこのバットでホームランを!
ボールが来た!
これは打てる!
どりゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

出典:https://www.youtube.com/watch?v=76Lo_lTCUHQ
自分で打ったボールが自分の右目に直撃。
まさかの自打球。
1991年7月24日、オールスターゲーム第2戦の秋山幸二ばりの自打球。
悶絶。
翌日、目のまわりが真っ青。
まるで昭和のアニメの殴られた後みたいになった。

出典:http://bokete.jp/boke/25047220
腫れが引くまでは、
「なんだかかわいそうな子供」みたいな視線を感じた。
まとめ
自打球が理由で、僕のプロ野球選手への道が途絶えた。
それから僕は石毛を恨んだ。
石毛には何も非がないのに、一方的にな!!
というのは冗談ですが、車庫の奥深くに封印してしまいました。
さよなら、僕のベースボールライフ。
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