
高校生の時の僕は勉強しかしていませんでした。
部活もせずに帰宅RTAでもしているかのごとく、一直線に自宅に帰って勉強したものです。
その努力のかいもあって、学年トップの成績で卒業することができました。
そんな僕の勉強中のポリシーは「音楽を聴かないこと」
音楽聴きながら勉強することをおすすめしない理由を語ってもいいよなぁ!?

人間は忘れる生き物なのに音楽を聴くなんてもってのほか
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが発表した「エビングハウスの忘却曲線」は、人間がいかに忘れやすい生き物かわかります。
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていた。
引用:http://www.nextglobaljungle.com/2008/12/post_373.php
20分後には4割以上を忘れる人間。
さらに1時間後には5割以上、1日後には7割以上。
悲しいことに人間は、1度覚えた情報を時間が経過するごとに、まるで砂時計の砂が下に落ちるかのごとく忘れていきます。
そんな人間だもの、勉強中は最大限に集中しないといけないですよね、忘れやすい人間だもの。
ただでさえ忘れてしまう人間が音楽を聴きながら勉強しては頭に入ってこないと思いませんか?
歌詞のある音楽は特に勉強に向かない
僕が学生のころ、教科書の内容を脳内で再生できるほど勉強しました。
教科書を読んでいる時も脳内には自分の声が聞こえているはずです。
そんな記憶の真っ只中に歌詞という言葉が脳に同時に入ってきては記憶できるものもできません。
音楽を聴きながら勉強した学生時の僕はこう思いました。

歌詞という余計な情報が頭に入ってくるので、教科書を記憶する弊害になってしまいました。
ラジオもNG
勉強のお供になる代名詞として、音楽以外にはラジオが挙げられます。
そんな楽しいラジオ番組ですら、勉強中は電源をオフにした方が賢明です。
かつて、水曜どうでしょうの「ミスター」こと鈴井孝之氏が自身の北海道ローカル生ラジオ番組でこう語っていました。
リスナー「いつも番組を聴きながら勉強頑張っています!」
鈴井氏「今すぐラジオを消せ」
勉強中にテレビやラジオを流すと、出演者の会話に意識が傾き勉強に集中することができません。
記憶力が物を言う試験勉強において、余計な情報を頭に入れることは避けるべき。

音楽なしでは勉強ができない方向けの勉強法は作業用BGM
今すぐ音楽を切って勉強せい!!と豪語する僕ですが、中には音楽なしでは勉強できない人も存在します。
音楽を聴きながら勉強することが癖になっていて、それが当たり前となっている人ですね。
そんな方におすすめする勉強法は、「自分の好きな曲や知っている曲を聴かない」ということ。
好きな曲や知っている曲は、ついつい歌詞を口ずんでしまい集中力を妨げる要因となります。
どうしても音楽を聴きながら勉強したい人は、作業用BGMを流すことをおすすめします。
作業用BGMとは、何か作業をしているときに音が無いと寂しい、または周囲の喧噪が煩わしい等という理由で掛けられる音楽のことである。
引用:https://dic.pixiv.net/a/作業用BGM
特に歌詞のないBGMが効果的で、集中力の持続や家族などの同居人の生活音をシャットアウトしたい時にも使うことができます。

まとめ
音楽を聴きながらの勉強は向き不向きあるでしょうが、持っている集中力を最大限に発揮したいのなら聴くべきではないと感じます。
音楽を聴くのなら「勉強が終わった後のご褒美」として位置付けをおすすめします。

次の記事へ・・・資格試験の勉強スケジュールの組み方!多忙な会社員でも大丈夫!!
こんばんは、勉強する時は音楽等を聴かないと言うのは聞きますが仕事中は音楽が流れていた方が
効率が上がると聞いた事が有ります、でも曲によるのでしょう、フリー素材の曲なんか良いと思いますが
仕事中に有線など流す倉庫とかありますよね。
僕は口ずさんでしまいミスしてしまいそうになりますけどw
フリー素材は良さそうですね。